先日、筆者の“推し”であるバンドマン（ベーシスト）がペットを飼い始めたと、Instagramで報告しました。これに“リアコ”（リアルに恋している”勢は、「彼女（恋人）がいるのではないか」「近々結婚するのではないか」と心配しているようです。そこで今回は、このようなケースで考えられる実態について、考察してみましょう。
ペットを飼ったからといって恋人・結婚相手の存在が確定するわけではない
まず大きく結論を述べると、たとえ“推し”のアイドルや芸能人、アーティストらがペットを飼ったとしても、必ずしも彼らに恋人や結婚相手が存在していると断定できるわけではありません。以下に考えられるケースを見ていきましょう。
誰かと同棲を始めて、相手の意向もあってペットを飼い始めたケース
推しが誰かと一緒に暮らし始めて、例えば相手がペットが好きだから、相手が自宅に居られる時間が長くお世話ができるからなどという理由で、ペットを飼い始めたパターンです。これはまさに、ファンが推しに恋人や結婚相手ができたのではないかと勘繰る理由に相当します。
犬や猫などに代表されるペットにはもちろん、飼い主による日々のお世話が必要になります。ゆえに遠征が多いバンドマンやアイドル、芸能人などがペットを飼うためには、必然的に世話ができる同居人や信頼できる近所の人の存在が重要になります。但し、ペットホテルなどを駆使することで、できるだけ他人に頼らずにペットを飼うことも、物理的には可能です。
ペットの存在の有無で推しの交際状況を断定することは、慎みましょう。そもそも、同居人が兄弟やいとこなどの親類である可能性もあります。
実家暮らしで、実家でペットを飼い始めたケース
続いては、推しが実家でペットを飼い始めたケースです。これは推しが実家に頻繁に出入りしていたり、実家暮らしだったりする場合を含みます。
つまり推しは明言していないものの、一人暮らしの家ではなく実家において、ペットを飼っているということです。実家暮らしをしているアイドルは、意外にも多いもの。また複数の拠点を行ったり来たりして活動している人います。ゆえに、世話の一部を実の親や兄弟に任せ、“実家でペットを飼っている”という説も捨てきれません。
一人暮らしで、恋人なしでペットを飼い始めたケース
そして次に、他の人と同居していない一人暮らしの家でペットを飼うケースです。
この場合先述したように、ペットの世話ができる人物の存在が重要になります。他方でペットホテルなどのサービスを駆使する人もいるようです。
意外にも盲点なのが、近所の信頼できるペット好きの人や友人、親族などに合鍵を預けて、留守の間に世話をしてもらっているというケース。この態勢ができると、家を空けるのが多い人でもペットを飼うことができます。
一喜一憂せずに、公式の発表を待つ
自分の“推し”がペットを飼い始めたという事実からファンが、推しに恋人や結婚相手ができたのではないかと勝手に想像し、決めつけるケースが後をたたないようです。しかし、ファンは身勝手に決めつけて、一喜一憂すべきではありません。恋人や結婚に関する情報は、界隈の憶測やデマを信じたりせず、公式の発表を待ちましょう。誠実な推しなら、いずれしかるべき報告をしてくれるはずです。
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