ブロガーなのにタワマンに住んでしまった結果

タワーマンションのイメージ 考察・気づき、考え方
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ブロガー、いわゆる”ブログを書いて生計を立てている人”は、タワーマンション(高層マンション)に住むことができるのだろうか?都心のタワーマンションに約2年ほど在住しているフリーランスの筆者が、体験談をお話する。

審査は厳しく過去の実績などが重要 一方で、許容されやすい物件も

まずは審査について。これは、タワーマンションが賃貸物件か分譲住宅かによって結果の詳細が分かれてくるが、いずれにおいても共通の結論を述べる。

ブロガーがタワーマンションに住むのには、ある程度のハードルがあるとみて良いだろう。
理由は、タワーマンションの物件は、自ずと大半が高家賃のものであり、審査にもより厳しい条件が求められるからだ。特にフリーランスだと、例えば直近3年分の黒字収支による確定申告書などを提出するなどして、自らの生業が安定的でかつ高収入なものであることを証明しなければならない。これは賃貸会社や保証会社、大家さんの観点から見れば当然のことである、とも言えよう。

一方で、不動産会社に掛け合えば、許容されやすい物件などを提示してもらえる場合もある。近年は、YouTuberなどの台頭もあり、フリーランスやWEBビジネスへの従事者が増えているため、以前よりは物件審査のハードルが下がっている向きもあるようだ。

フリーランスのブロガー、実際に住んでみてどうだったか 「家賃負担」について慎重な判断を

フリーランスブロガーの筆者が実際にタワーマンションに住んでみた結果について、述べる。(条件:首都圏の立地、賃貸・中価格帯、中層階、築5~10年)

結論は、「住みたかったら住めば良いが、焦ることはない」というものだ。以下に詳細を述べる。

“職場環境”については、圧倒的にメリットを感じている。①アクセス良好(買い出しや現地取材に行くのが容易)、②騒音なし(執筆が捗る)、③ある程度備わった部屋の機能(寒暖調整など快適)、④”自宅”への一種の肯定感(但しこれに囚われてはならない) については、とてもありがたく感じるものだ。

一方で、これからタワマン居住を検討しているブロガーについて述べたいのが、”家賃負担”についてだ。

皆さんはよくご存知のように、ブロガーという職業は世の中全体で見たら、決して安定的なものではない。やり方にもよるが、アップダウンが激しく、見込み収益が確定しにくい側面がある。

筆者はこの2年間、あらゆる方法を試して収益を安定化させようとしたが、それは困難の連続だった。
タワマンに住むということは、すなわち、自ずと一定のまとまった金額の固定費を発生させることになる。このストレスがあったか・なかったかと問われれば、筆者は迷わず”あった”と答えるだろう。

但しこの家賃についても、ブロガーとしてのキャリア・実績・概況によって、判断が変わってくる。
“自他ともに圧倒的に認められるブロガー”であれば、夢の”タワーマンションライフ”に足を踏み入れても問題ないだろう。

もし、タワーマンション暮らしを目指しているブロガーがいれば、まずはスキル・実績を自覚し、それがタワーマンション居住という大規模な固定費用が発生するライフイベントと見合うかどうか、しっかりと判断すべきだろう。

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