日本テレビ系『14才の母』で、主人公の一ノ瀬未希の父・忠彦は大手住宅販売会社に勤めているが、左遷されたのだろうか?
筆者は、左遷されたと考える。なぜななら第8話で忠彦が会社にてダンボールを運んでおり、第9話でラックに囲まれた小さい部屋にてチラシの折込作業を行っているからだ。また第6話では、未希が”せっかく次長になったのに…”と忠彦の出世を心配するくだりもあった。
波多野卓が書いた週刊誌「週刊トップ」の記事が世間で話題になったことが、原因だと考えられる。忠彦はファミリー層を相手に住宅を売り込む営業マンだったので、イメージに差し障ると会社が判断したのかもしれない。
実際の世界でこのようなことが起こり得るとは考えられないが、作中では、未希が14才で出産するということの社会での障壁を描きたかったのではないだろうか。
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